[知恵袋] (3)経理担当者を採用してみたら経理スキルがヤバいんですが・・・【お悩み編】

前回は経理担当者が急に辞めてしまうという悩みでしたが、辞めるとなると今度は同じ数だけ採用という新たな悩みの種が出てきますよね。
特に経理知識や経験の少ない方が限られた期間内に経理担当者を採用するのは、なかなかに難しいことかと思います。

まず日本の履歴書に書く経理資格ですと、ほぼ全商か日商の何級といったシンプルなものですが、香港の場合は経理団体のものから使用できる会計ソフトまでズラリと記載されてることも多く、なんとなく凄く経理知識がありそうに見えたりします。

また転職も多いことから職務経歴書も充実した記載になってることが多く、一見いろいろな会社で経理経験を積んできているように見えて、頼もしく感じることもあります。

面接をしても、日本では過大なアピールをする人は少数派に感じますが、香港では実際は出来なかったりやったことなかったりすることも元気よく「出来ます!」と言う人のほうが多いように感じます。

このようなことから、採用した時点でイイ人取れたぞ!と安心してしまうこともあるのですが、実際に業務をさせてみるとなかなかどうして、こんなはずでは・・・ということが多々あるのが実情かと思います。
スキルギャップがあった場合でもそれを埋めるべくガッツがあるタイプの方ならばまだ良いのですが、本人がなんだかんだ言い訳をしてる間に帳簿作成が停滞してしまうパターンが一番危ないです。

なんとか採用前に少しでも見極めるための判断基準が欲しいですよね!それは、、、来週に、続く!