[知恵袋] (9)なんでこんなに税額が発生するんですか・・・

香港は税率が他の国よりもずっと低い! のは確かですが、いざ税額が確定して納税通知書が届いてみると、アレッ…なんでこんなに納付しなくちゃならないの? って思いをするかもしれません。
特に初年度では。

実は、香港は予定納税制度を採用していますので、初年度の納税時には、初年度の確定税額に加えてそれと同額の翌年度の予定納税を納付しなければならないのです。

前回は香港の申告期限が長いという話をしましたが、それとセットみたいなものでして、確定税額の納付が遅い代わりに予定納税してもらうよ、という制度なのです。

ただあくまで「予定」納税ですので、仮に翌年度が赤字だった場合には予定納税分は全額還付されますので、ご安心ください。

次は、予定納税制度は分かってます! っていう方。
会計上の利益と税務上の所得に差があることが原因じゃないでしょうか。
会計上は費用として計上されていても税務上は損金として認められないことがあります。

例えば、投資(貸付金や有価証券)の損失。

これは税務上は資本性取引とみなされるのですが、資本性取引は所得には影響させないとのルールになっているので、貸付金の貸倒損失の影響で会計上は利益が小さかったとしても、税務上は費用計上が認められないので課税所得は大きくなり、税額が予想よりも大きいことがあるわけです。

ただ今後は今までよりも税額が小さく感じるかもしれません!1年4月以降に終了する事業18 年度から、2百万香港ドル以下の課税所得については8・25%の法人税率が適用されることになったからです。

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