[知恵袋] (5)決算書がいつになっても出来上がってこないんですが・・・

そんな会社あんのかよ! って思うでしょ!?それが結構あるんですよこの手のお悩み。

どうしても規模の小さな香港法人ですと、売上仕入関係や預金残高など営業に直結するところは数字を把握しているのですが、実際の損益である会計帳簿の作成や管理は後回しになってしまうことが多いのです。

これはまず、香港の税務申告書提出期限がかなり余裕あるということがあります。
決算月によって申告期限は違うのですが、一番長いところですと4月決算の場合は申告期限が翌年の4月末となり、申告期限まで1年間も余裕があります。
その間に決算書を作成すればいいや〜というのが経理担当者や会計事務所の発想です。

さらに香港には、前年度の税務申告が赤字だった場合には、黒字になるまで申告しなくてもいいよ〜という制度もあり、手をつけないということがよくあります。

たちが悪い場合は、社長が決算書作成の指示を出したとしても、これらの制度を盾にして「香港ではこれでいいんだ!」と経理担当者や会計事務所が言い出して、決算書の作成が進まないことが結構あるのです。
決算書がなくてもだいたい損益や会社の財務状況を把握しているという場合は、先に延ばせるものは先に延ばすというスタンスで構わないのですが、怖いのは不正をされているケースです。

作成を指示しているのになんだかんだ理由を言って進まない場合には、経理担当者や会計事務所を変えるなどの対応を考えて下さい。

安易に「香港ではそういうものか・・・」で済ませるのは危険ですよ!

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